千歳烏山で今流行っている感染症は?

現在(2026年6月)、千歳烏山を含む世田谷区エリア一帯で特に報告数が増えており、注意が必要な主な病気は以下の3つです。東京都および世田谷区の最新の感染症発生動向調査のデータを基にしています。

1. 手足口病(夏かぜの代表格)

  • 現在の状況: 世田谷区内でも現在、右肩上がりに増加中です。例年7月頃にピークを迎えるため、まさに今が流行の入り口〜拡大期にあたります。

  • 特徴・症状: 乳幼児を中心に、手、足、口の中の粘膜に赤い発疹や水ぶくれ(水疱)ができます。約3分の1に発熱が見られますが、高熱が長く続くことはあまりありません。

  • 対策: 特効薬やワクチンがないため、基本は手洗いの徹底(特にオムツ替えの後など)が最も重要です。

2. 感染性胃腸炎(お腹の風邪)

  • 現在の状況: 冬のイメージが強い胃腸炎ですが、直近の動向では世田谷区および都内全域で報告数が増加しています。今年は年明け以降、新しい変異型のノロウイルスも国内で検出されているため、引き続き警戒が必要です。

  • 特徴・症状: 突然の嘔吐、下痢、腹痛、発熱など。子どもや高齢者は脱水を起こしやすいため注意が必要です。

  • 対策: アルコール消毒が効きにくいため、石けんでの流水手洗いや、塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)での環境消毒が有効です。

3. 急性呼吸器感染症(ARI)

  • 現在の状況: 2025年春から新しく指定された監視項目です。
    新型コロナやインフルエンザ、RSウイルス等を含む「呼吸器系の感染症全体」ですが、これらはほぼ検出されておらず、それ以外の病原体による感染症です。

  • 特徴・症状: 発熱、咳、のどの痛みなど、いわゆる「風邪症状」全般です。