低気圧に負けない!今からできる「気象病」の体調管理
「雨が降る前に頭が痛くなる」「台風が近づくと体がだる重い」 このような体調不良は、気のせいではなく「気象病(天気痛)」かもしれません。気圧の急激な変化を耳の奥(内耳)のセンサーが感知し、自律神経が乱れることが原因です。
日頃のちょっとした工夫で、気圧の変化に振り回されない体づくりを始めましょう。
1. 「耳の血流」を良くする:くるくる耳マッサージ
気象病の予防・初期症状の緩和に最も効果的なのが、内耳の血流を促すマッサージです。気圧が下がりそうなときや、朝起きたときに行うと効果的です。
2. 自律神経を整える3つの生活習慣
気象病の根本的な対策は、自律神経のスイッチ(交感神経と副交感神経)をスムーズに切り替えられるようにすることです。
朝一番に太陽の光を浴びる
朝起きたらまずカーテンを開け、自然光を浴びましょう。自律神経がリセットされ、体内時計が整います。
湯船に浸かってリラックス
38度〜40度程度のぬるめのお湯に10〜15分ほどゆっくり浸かります。副交感神経が優位になり、血行が良くなって内耳のむくみ予防にも繋がります。
「予報」を活用して構えておく
「頭痛ーる」などの気圧予報アプリを使い、事前に「明日は気圧が下がる」と知っておくだけでも心構えができます。無理なスケジュールを避け、薬を飲むタイミングを計るのにも役立ちます。
3. 気象病におすすめの成分・漢方
内耳のむくみ(水毒)を取り除いたり、血行を良くしたりするアプローチが有効です。
ビタミンB群・マグネシウム: 自律神経の働きをサポートします(豚肉、ナッツ類、ほうれん草など)。
- 漢方薬(五苓散など): 体内の余分な水分を排出する「五苓散(ごれいさん)」や、めまいを伴う場合の「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」などが代表的です。
※頭痛薬(鎮痛剤)や、水分代謝を整える漢方薬(五苓散など)は、激しい痛みやめまいが始まってからでは効き目が落ちてしまいます。 気圧予報アプリなどで「これからさらに下がる」と分かっている場合や、なんとなく予兆を感じた段階で早めに服用するのがコツです。
⚠️ ご注意 市販の鎮痛剤や漢方薬で様子を見ても症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出るほどの激しい頭痛・めまいがある場合は、他の病気が隠れている可能性もあります。我慢せず、当院へお気軽にご相談ください。



