1~2歳児の熱|慌てないための受診の目安

「急に熱が出た!」
1~2歳のお子さんの発熱は、多くの保護者が経験する心配ごとの一つです。

この時期は保育園や外遊びなどを通して、さまざまなウイルスに初めて出会うため、年間6~10回ほど風邪をひくことも珍しくありません。

実は、熱そのものよりも「お子さんの様子」を見ることがとても大切です。


1~2歳児の熱の主な原因

🌡️ ① かぜ(ウイルス感染)

最も多い原因です。

こんな症状がみられます。

✅ 発熱
✅ 鼻水
✅ 咳
✅ のどの痛み
✅ 食欲がない

ほとんどは数日で自然に良くなります。


🌸 ② 突発性発疹

1歳前後によくみられますが、3歳頃までかかることがあります。

特徴は

  • 39~40℃の高熱が3~4日続く
  • 熱が下がると全身に発疹が出る

高熱でも比較的機嫌が良いことがあります。


☀️ ③ 夏に多い感染症

夏は次のような病気が流行します。

  • 手足口病
  • ヘルパンギーナ

どちらも発熱に加え、口の中が痛くなり、水分を飲みたがらなくなることがあります。


👂 ④ 中耳炎

風邪のあとによくみられます。

こんな様子はありませんか?

  • 耳をよく触る
  • 機嫌が悪い
  • 夜泣きが増えた
  • 熱が続く

小さなお子さんは耳の痛みをうまく伝えられないため注意が必要です。


🚻 ⑤ 尿路感染症

鼻水や咳がないのに高熱が続く場合は、尿路感染症のことがあります。

乳幼児では見逃されやすいため、原因不明の発熱では検査が必要になることがあります。


熱が高い=重い病気とは限りません

39℃以上の熱でも、

✅ 水分が飲める
✅ 笑顔がある
✅ 遊ぶ元気がある

場合は、自宅で様子をみられることも少なくありません。

反対に、

38℃台でも

  • ぐったりしている
  • 水分が飲めない
  • 呼吸が苦しそう

場合は早めの受診が必要です。


受診の目安

次のような場合は医療機関を受診しましょう。

🔸 生後3か月未満で38℃以上の熱

🔸 39℃以上の熱が続く

🔸 水分が飲めない

🔸 おしっこの回数が少ない

🔸 呼吸が苦しそう

🔸 ぐったりしている

🔸 けいれんを起こした

🔸 発熱が3~4日以上続く

🔸 発疹があり、機嫌が悪い


おうちでできるケア

発熱したときは、まずはゆっくり休ませましょう。

✔ 水分をこまめに飲ませる

✔ 無理に食べさせなくても大丈夫

✔ 汗をかいたら着替えをする

✔ 暑がれば薄着に、寒がれば一枚羽織る程度に調整する

✔ 解熱剤はつらそうな時や眠れない時に使用する


保護者の皆さまへ

子どもの熱を見ると心配になりますが、熱は体がウイルスや細菌と戦っているサインです。

大切なのは、体温の数字だけではなく、

  • 元気があるか
  • 水分が飲めているか
  • 呼吸は苦しくないか
  • 顔色は良いか
  • おしっこがでているか

といった「いつもの様子」と比べることです。

心配なことがあれば、一人で悩まずお気軽にご相談ください。早めに診察を受けることで、保護者の方も安心につながります。

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