こどもの風邪の鼻水は薬を飲んで止めないほうがいい?
こどもの風邪の鼻水は、ウイルスを外に追い出す大切な働きがあるため、無理に薬で止める必要はありません. 鼻水を無理に乾かすと、かえって症状が長引いたり中耳炎の原因になったりします。薬で無理に止めるよりも、鼻を優しく吸って外に出すほうが効果的です。
⭐鼻水を止めないほうがよい理由
- ウイルスの排出: 鼻水は体に入った菌やウイルスを外へ流すための防御反応です。
- 薬の副作用: 無理に鼻水を乾燥させる薬を使うと、分泌物がネバネバして鼻詰まりがひどくなります。
- 二次感染の防止: 鼻汁を溜めたままにせず出すことで、副鼻腔炎や中耳炎のリスクを減らせます。
⭐おすすめの家でのケア
- こまめに吸う: 鼻吸い器や綿棒を使い、外へ出してあげます。
- 部屋を潤す: 加湿器を使って空気をしっとりさせます。
- 水分を取る: 温かいお茶や水で水分補給をして、鼻水をサラサラにします。
💡鼻が詰まって夜寝苦しそうなときは、どうすればいい?
鼻が詰まって夜眠れないのは、見ていて本当に辛いですよね。夜間はリラックスする神経(副交感神経)の働きで鼻の粘膜が腫れやすく、横になるとさらに鼻が詰まりやすくなります。
今すぐ夜間に試せる4つの応急処置をまとめました。
1. 上半身を少し高くして寝かせる
敷布団やマットレスの下に、たたんだバスタオルなどを敷いて上半身全体にゆるやかな傾斜(スロープ)を作ってあげてください。頭だけを枕で高くすると、首が折れ曲がって逆に気道が狭くなってしまいます。
- ※注意点: 自分で寝返りが打てない「1歳未満の赤ちゃん」の場合は、窒息やうつ熱のリスクを避けるため、平らで仰向けのまま寝かせることを優先してください。
2. 鼻の付け根を温める
人肌より少し温かい蒸しタオル(濡らしたミニタオルを電子レンジ500Wで30〜40秒ほど温めたもの)を、鼻の付け根(目と目の間あたり)に優しく当ててあげます。
- 温めることで、血行が良くなって粘膜の腫れが引き、固まった鼻水が奥からドロッと出てきやすくなります。※火傷には十分ご注意ください。
3. 寝室をしっかり加湿する
部屋が乾燥していると、鼻水がカピカピに固まってさらに詰まります。加湿器を強めにかけるか、枕元から少し離れた安全な場所に濡らしたバスタオルを干すだけでも効果があります。目安は湿度50〜60%です。
4. つらい時は「縦抱き」にする
どうしても苦しくて泣いてしまう時は、一度布団から起こして縦抱きにしてあげてください。体を起こすだけで重力によって鼻の血流が変わり、すっと通りが良くなることがあります。
5.市販のお助けグッズ(薬局で買えるもの)
どうしても毎晩眠れずかわいそうな場合は、以下のようなグッズを試してみるのも選択肢です。
- 鼻腔拡張テープ(こども用):
鼻の上に貼るだけで物理的に空気の通り道を広げます。 - 電動鼻吸い器:
メルシーポットや Sotto Totte などの医療用レベルの吸引機は、奥に溜まったネバネバした鼻水もすっきり引き抜けます。
就寝直前に吸ってあげるのが最も効果的です。


