東京都の地域別インフルエンザ流行状況【10月20日】
東京都内のインフルエンザ流行状況(10月20日時点)についてまとめました。
1. 東京都全体の流行状況
定点あたり報告数:15.88人(都内全域で注意報レベルを継続中)
注意報の基準値である「10.0人」を超えて推移しており、例年よりも早い時期から本格的な流行状態が続いています。
学級閉鎖等の状況:保育園・幼稚園・小中高校での学級閉鎖・学年閉鎖が相次いで報告されており、集団生活の場での感染拡大が見られます。
検出ウイルスの傾向:A型(AH1pdm09)が主流として検出されています。
2. 地域別(保健所管内別)の傾向
都内全域で広く患者が確認されていますが、特に以下のエリアを中心に高い水準となっています。
23区西部(世田谷・杉並・新宿・渋谷など)
定点あたりの報告数が高い水準(15人前後)で推移しており、小児科および一般内科の発熱外来が混雑する傾向が続いています。
多摩・市部エリア
学校等での集団感染の報告が多く、引き続き広範囲で高水準の流行となっています。
23区東部・南部エリア
他地域と同様に注意報レベルを超えており、小児から成人まで幅広い世代で感染が広がっています。
3. 受診・予防にあたってのポイント
ワクチンの接種検討
ワクチン接種から十分な効果が出るまでに約2週間かかります。流行が本格化しているため、早めの接種が推奨されます。
発熱時の受診タイミング
発熱直後(12時間未満)に受診・検査を行うと、ウイルス量が少なく抗原検査で陰性(偽陰性)と出ることがあります。受診のタイミングや対応については、あらかじめクリニックまでお電話等でご相談ください。
予防投与という選択肢
受験生や重要なイベントを控えている方、ご家族に感染者が出た方などは、抗インフルエンザ薬の予防投与(自費診療)を行うことで発症を防ぐことも可能です。


