65歳からの予防接種スケジュール|インフル・コロナ・肺炎球菌・帯状疱疹

65歳を迎えると、公的助成の対象となるワクチンが増え、病気の予防や重症化防止の選択肢が広がります。「どのワクチンを、どんな順番で受ければいいの?」とお悩みの方へ、当院がお勧めする効率的で体に負担の少ない接種スケジュールをご紹介します。

おすすめの接種スケジュール(一覧)

基本の考え方は「流行期が決まっているインフル・コロナを秋に最優先し、初冬の12月から肺炎球菌と帯状疱疹を順次進める」流れです。

接種時期予防接種の種類接種回数・ポイント
秋
(10月〜11月)

インフルエンザ

 

新型コロナウイルス

最優先

 

冬の流行期に備えて11月までの完了を目指します。同時接種も可能です。

初冬(12月)

肺炎球菌(プレベナー)

 

帯状疱疹(1回目)

年内スタート

 

・プレベナーは1回のみ(生涯再接種不要)。

 

・帯状疱疹も12月から開始し、年内に初回を済ませます。

冬〜春(2月)帯状疱疹(2回目)※不活化ワクチン(シングリックス)の場合、1回目から2〜6ヶ月後(2月頃)に2回目を接種します。

各ワクチンの特徴とポイント

1. インフルエンザ & 新型コロナウイルス(10月〜11月)

冬に猛威を振るう2つの感染症対策は、秋のうちに最優先で行います。

  • 同時接種について: 医師の判断のもと、同日に左右の腕に分けて受けることが可能です。通院回数を減らしたい方にお勧めです。

  • 別々に受ける場合: 副反応(発熱や腕の腫れ)がご不安な方は、1〜2週間ほど間隔を空けて順番に接種することも可能です。

2. 肺炎球菌(プレベナー)& 帯状疱疹(12月〜)

冬の本番に向けて、肺炎球菌と帯状疱疹の予防を進めます。

  • 肺炎球菌(プレベナー): 結合型ワクチンのため一度接種すると免疫が長く記憶され、原則として生涯1回の接種で完了します(従来のニューモバックスのように5年ごとの再接種が必要ありません)。

  • 帯状疱疹(シングリックス等): 50歳以上で発症リスクが高まり、激しい神経痛が残ることもある帯状疱疹を予防します。不活化ワクチン(シングリックス)の場合は、2ヶ月以上の間隔をあけて計2回接種します(12月に1回目 ➔ 2月に2回目)。

よくあるご質問(Q&A)

Q. ワクチン同士の間隔はどれくらい空ければいいですか?

A. 現在の厚生労働省のルールでは、どのワクチンの組み合わせであっても、医師が必要と認めれば制限なく接種(または同時接種)が可能です。ご自身の体調に合わせてスケジュールを組むことができます。

Q. 副反応が心配です。

A. 同時接種が心配な方は、「2週間おきに1本ずつ」順番に接種していく方法がお勧めです。体調に合わせて柔軟に調整いたしますのでご安心ください。

ご予約・ご相談について

当院では、お一人おひとりの持病や過去の接種歴、自治体からの予診票の発行状況に合わせたスケジュールをご提案しております。

「今年65歳になったので必要なワクチンを整理したい」

「どの組み合わせで予約すればいいか分からない」

という方も、お気軽にご相談ください。