忘れていませんか?日本脳炎ワクチン

子どもが受ける予防接種のうち、日本脳炎ワクチンについて、一部の世代の接種漏れが懸念されています。

日本脳炎は、ウイルスを持つ蚊を通じて感染する。高熱や頭痛、嘔吐(おうと)などの症状がある。感染した1千人に1人が発症し、発症すると20~40%が亡くなり、生存した45~70%に神経系の後遺症が残るとされています。

ワクチン接種で予防できることから、定期接種の対象となっています。標準的な接種スケジュールは、3歳で2回、4歳で1回、9歳で1回の計4回です。
日本脳炎が多く報告される地域や、海外の流行地域(例:東~東南アジア)に長期滞在する予定の子どもは、生後6ヵ月から接種を始めることを日本小児科学会では推奨していますが、一般的には3歳の時に接種します。

ワクチンを製造する阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)の製造工程で、不純物が生じ、ワクチン製造が一時中止に。2021年の出荷量が減り、同年度のワクチンが供給不足となりました。
2019年から2023年の日本脳炎ワクチン接種率を示します。
各世代において、ワクチン不足の影響で接種率がかなり低下しています。

2022年以降は、2021年に接種できなかった人が接種しているため100%を超えていますが、まだまだ接種できていない方がたくさんいると考えられます。

お子様がいるおうちは、是非母子手帳で日本脳炎ワクチンの接種状況をご確認下さい。