もしハチに刺されたら

7月10日、茨城県つくば市で、小学生から成人までの男女合わせて15人がハチに刺されました。専門家は、ハチが暴れた原因の一つには「暑さ」があるといいます。

ハチに刺されたときは、パニックにならず「その場を離れる」「毒を洗い流す」「冷やす」の3つを徹底することが大切です。スズメバチだけでなく、アシナガバチやミツバチに刺された場合も基本の流れは同じです。

いざという時のために、以下の対処法を頭に入れておきましょう。

🏃‍♂️ 刺された直後の応急処置

1. すぐにその場から離れる
最優先

ハチは興奮すると仲間を呼ぶフェロモンを出します。周囲に他のハチが集まってくる危険があるため、頭を低くして、速やかに20〜30m以上その場から離れてください。

2. 流水で毒を絞り出す
刺されて数分以内

傷口を水道水などのきれいな流水で洗い流しながら、指でつまんで毒を血と一緒に強く絞り出してください。

  • ⚠️ 絶対に口で吸い出さないこと: 虫歯や口内の傷から毒が体に回るリスクがあります。

  • 針が残っている場合(主にミツバチ)は、ピンセットやカードの端などで横に払うようにして、皮膚を傷つけないよう取り除きます。

3. 薬を塗り、冷やす
腫れ・痛みの緩和

抗ヒスタミン軟膏ステロイド軟膏(市販の虫刺され薬でも可)を塗り、保冷剤や濡れタオルでしっかり冷やします。冷やすことで血管が収縮し、毒が広がるのを遅らせ、痛みや腫れを抑えられます。

  • アンモニア(尿など)は効果がありません。

4. 医療機関を受診する
落ち着いたら、皮膚科外科を受診してください。

 

🚨 119番(救急車)を呼ぶべき緊急サイン

ハチの毒アレルギーによるアナフィラキシーショックは、刺されてから数分〜30分以内に急激に進行します。以下の症状が1つでも出たら、迷わず救急車を呼んでください。

  • 全身の皮膚: 刺された場所以外(全身)に広がる蕁麻疹、赤み、激しいかゆみ

  • 呼吸器: 息苦しさ、喉の締め付け感、ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音、激しい咳

  • 消化器: 激しい腹痛、吐き気、嘔吐

  • 全身症状: 強いめまい、意識が遠のく、急な脱力感

💡 特に注意が必要なケース
過去に一度でもハチに刺されたことがある人は、体内に抗体ができているため、2回目以降に重篤なアレルギー症状(アナフィラキシー)を起こすリスクが高くなります。
また、一度にたくさんのハチに刺された場合も、毒の量が多く危険です。

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