千歳烏山で今流行っている感染症は?(7月10日)
千歳烏山周辺(世田谷区烏山地域)を含め、現在(7月10日時点)最も猛威を振るっている感染症は、引き続き「手足口病」です。
先週7月2日に東京都全域へ発令された「手足口病流行警報」以降も患者数は右肩上がりに増えており、千歳烏山駅周辺の保育園や幼稚園、小学校の集団生活の場でも、連日のように新たな感染報告が続いています。
現在のより具体的な状況と、この週末以降に注意すべきポイントを整理しました。
1. 手足口病:ピークが継続・拡大中
警報基準(1医療機関あたり5.0人)を大きく超えた状態が続いており、世田谷区内でもかなり高水準な流行となっています。
「全身タイプ」の発疹に注意: 今年の主流であるコクサッキーウイルスA6型は、手のひらや足の裏だけでなく、お尻、太もも、腕、ひざ周りなど、一見「あせも」や「虫刺され」と見間違うような場所にも派手に水疱(水ぶくれ)が出現するのが特徴です。
大人の感染も多発: 警報レベルの流行期に入り、看病している親御さんや保育施設の職員への二次感染も非常に多くなっています。大人がかかると、手足の激しい痛みや高熱など、子どもより重症化しやすい傾向があります。
2. 同時に警戒したい「咽頭結膜熱(プール熱)」
手足口病の陰に隠れていますが、同じく夏風邪の一種である咽頭結膜熱(プール熱)やヘルパンギーナの報告数も、この梅雨のジメジメとした気候に伴ってじわりと増加しています。
38〜39℃前後の突然の高熱に加え、喉の激しい痛み、目が充血する(結膜炎)などの症状が出た場合はこちらが疑われます。
💡 今週末に向けた具体的な対策・受診の目安
今週はすっきりしない曇りや雨の日が多く、湿度が非常に高い予報です。この環境がさらに感染リスクと体調悪化のリスクを高めています。
「濡れたタオル」はウイルスの温床 手足口病やプール熱のウイルスは、水分を通じて非常に移りやすいです。今週のように湿気が多くタオルが乾きにくい時期は、家庭内であってもタオルの共用を完全にストップし、ペーパータオルを使用するか、各自専用のタオルを用意してください。
アルコール消毒から「石鹸手洗い」への切り替え 何度も触れている通り、これらの夏風邪ウイルスには一般的なアルコール消毒液が効きにくいです。烏山駅周辺へのお買い物や、地域の公園での外遊びから帰った際は、必ず「流水と石鹸での泡手洗い」を徹底しましょう。
脱水症との合併に最大の警戒を 今週は高い湿度のせいで、室内でも熱がこもりやすく熱中症・脱水症のリスクが高まっています。手足口病による口内炎の痛みで水分が摂れない状態が重なると、一気に脱水が進行します。
⚠️ 週明けの受診を迷ったら もしお子様が「おしっこが半日以上出ていない」「ぐったりしている」「38℃以上の高熱が3日以上続く」といった様子をみせた場合は、医療機関を早めに受診してください。

