幼稚園年長さんで重要・おすすめなワクチン
幼稚園の年長(5〜6歳)で重要・おすすめなワクチンは、「必ず受けるべきもの」と「できれば受けたいもの」に分かれます。
●麻疹・風疹ワクチン
・最優先・絶対に受けるべき
・小学校入学前の1年間に接種(=年長)
・1歳の時と合わせて「2回接種で完了」
※特に今は麻疹が増えているので重要度がかなり高い
●おたふくワクチン
・日本では任意(自費)だが推奨されている
・世田谷区は3000円の助成あり(当院での自己負担は2500円)
・難聴や不妊症などの合併症を防ぐ目的
●三種混合
・ジフテリア・破傷風・百日せき
・特に百日咳の発症が最近問題になっている
・百日咳にかかる患者さんの多くが小学生で、原因は就学前の百日咳抗体価が低下しているためと言われている
・赤ちゃんのときの免疫が弱くなってくるため追加接種が望ましい
●ポリオワクチン
・日本では、1981年を最後に野生株のポリオウイルス感染者は報告がない、世界ではまだまだポリオ発生国が多く、2022年はアメリカ、イギリスでワクチン由来株ポリオウイルスの発生が確認された。
・日本では、0〜4歳時に、4回ポリオ含有ワクチン(4種混合・5種混合ワクチン)の定期接種をしているが、就学前に抗体価が低下してしまう。
・世界的には4歳以降に追加接種をしている国が多く、小児科学会では、ポリオワクチンを就学前に接種することが推奨されている。
●日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール




