これから夏に必要な「飲み物からの摂取水分量」の目安

これから本格的な夏を迎えるにあたり、1日に必要な水分摂取量の目安を年齢別にまとめました。

人間が1日に必要とする総水分量は、食事から摂取する水分や体内で作られる水分を差し引くと、「飲み物から摂取すべき量」としておよそ以下の通りになります。暑い時期はこれらをベースに、活動量や発汗量に応じて適宜プラスしていく必要があります。

【年齢別】1日に必要な「飲み物からの摂取水分量」の目安

年齢・区分飲み物からの摂取量(目安)補給のポイントと特徴
乳児
(0〜1歳未満)

体重1kgあたり 約100〜150ml

 

(総量として約500〜1,000ml)

基本は母乳やミルクで十分ですが、離乳食が進んでいる場合は、お風呂上がりや外出後にスプーンやスパウトで湯冷ましや麦茶を少量ずつ与えます。
幼児
(1〜5歳)
約600 〜 1,000 ml体の約70〜80%が水分でできているため、大人より脱水になりやすいです。「遊ぶ前・遊んだ後」「お風呂の前・後」など、大人がタイミングを決めて小まめに与えてください。
学童
(6〜12歳)

約1,000 〜 1,500 ml

 

(ペットボトル2〜3本分)

活発に動き回るため、本人が気づかないうちに大量の汗をかいています。登下校前後、体育授業の前後、自宅での勉強中にも手元に水筒を用意しておきます。
成人
(15〜64歳)
約1,200 〜 1,500 ml暑い時期の通勤や外回り、冷房による乾燥でも水分は失われます。「喉が渇く前に飲む」を徹底し、1回コップ1杯(約150〜200ml)を1日7〜8回に分けて飲むのが理想です。
高齢者
(65歳以上)
約1,000 〜 1,200 ml加齢に伴い「体内の水分貯蔵量(筋肉量)」が減少し、暑さや喉の渇きを感じるセンサーも鈍くなっています。トイレの回数を気にして控える方が多いため、意識的な定期補給が必要です。

💡 暑い時期の水分量を見直す「3つのサイン」

上記の数字はあくまで「日常生活を送る上でのベース(最低限の目安)」です。これからさらに暑くなる時期は、以下のサインを参考に摂取量を調整してください。

  1. 「おしっこの色」をチェックする おしっこの色が「濃い黄色」や「琥珀色」になっているときは、体内の水分が不足している明確なサインです。透き通った薄い黄色になるまで、水分補給の頻度を増やしてください。

  2. 体重の増減(特に運動前後や入浴前後) 運動や入浴によって、前後に体重が数%以上急激に減っている場合、その減少分はほとんどが「汗(水分)」です。減った分の重量と同等以上の水分をすぐに補給する必要があります。

  3. 活動量に応じた「プラスα」 屋外での作業やスポーツ、あるいは冷房のない環境にいる場合は、上記の一覧表の目安に【1時間あたり約500ml〜800ml】の水分(大量発汗時は適度な塩分も含むもの)を上乗せして摂取するようにしてください。

⚠️ 一気のガブ飲みはNG 一度に大量の水を飲むと、胃腸に負担をかけるだけでなく、血液中の塩分濃度が急激に下がって体調不良(水中毒)を引き起こす原因になります。水分補給はあくまで「1回コップ1杯を、ちびちびと回数を分けて飲む」のが鉄則です。

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