千歳烏山で今流行っている感染症は?(7月3日)

昨日(2026年7月2日)に東京都全域に「手足口病流行警報」が発令され、千歳烏山周辺でも手足口病が増加しています。保育園や幼稚園などの集団生活を中心に、非常に急速な広がりを見せています。

現在のリアルタイムな流行状況と、受診・ケアのポイントをまとめました。

1. 警報レベルで大流行中:手足口病

  • 現在の状況: 東京都全体の報告数が警報基準値を大きく上回り、夏本番を前にしてすでに大流行のピークを迎えています。千歳烏山エリアは子育てファミリーが非常に多いため、地域の小児科でも受診が急増しています。

  • 症状の特徴: 手のひら、足の裏、口の中(粘膜や舌)にポツポツとした小さな水ぶくれ(水疱性発疹)が出ます。3割ほどの人に発熱(38度前後)も見られます。

  • 最大の注意点(脱水): 口の中の発疹が痛むため、子どもが食事や水分を受け付けなくなりがちです。

2. あわせて警戒したい感染症

手足口病の陰に隠れていますが、この時期に同じく増加傾向にある疾患です。

  • ヘルパンギーナ 手足口病と同じ「夏風邪」の代表格です。こちらは手足に発疹は出ませんが、39度近い突然の高熱と、喉の奥の激しい痛み・水ぶくれが特徴です。手足口病と同様に、喉の痛みによる脱水症への警戒が必要です。

  • 感染性胃腸炎 気温と湿度の上昇に伴い、下痢や嘔吐を伴う胃腸炎の報告も一定数あります。胃腸炎症状の他、高熱を伴う場合もあります。

3. 家庭でのケアと病院(小児科)受診の目安

おうちでの水分補給のコツ

手足口病やヘルパンギーナで喉を痛がるときは、「冷たくて、酸味のないもの」を少しずつ何度も与えてください。

  • :経口補水液(OS-1やアクアライト)、冷たいスープ、麦茶、牛乳、プリン、ゼリー、アイスクリーム

  • ×:オレンジジュースなどの果汁(酸味が喉にしみます)、熱いもの、塩気の強いスープ

病院を受診するべきサイン

夏風邪のウイルス自体をやっつける特効薬はないため、基本は症状を和らげる対症療法になりますが、以下のサインが見られたら、かかりつけの小児科を早めに受診してください。

  • 高熱が2日以上続いている

  • 喉が痛すぎて、水分を全く飲んでくれない

  • 「おしっこが半日以上出ていない」「ぐったりして視線が合わない」(脱水症の危険なサインです)

予防の徹底:アルコールよりも「石鹸」

手足口病やヘルパンギーナの原因ウイルスは、一般的なアルコール消毒液が効きにくいという特徴を持っています。
外出先から帰ったときや、オムツ替え・トイレの後には、流水と泡石鹸を使った丁寧な手洗いを家族全員で徹底することが、最大の感染防衛策になります。