風しんの流行が続いています
風しんの流行が続いています。
風疹、依然流行続く 患者累計1033人に4/2(火) 20:27配信 毎日新聞 国立感染症研究所は2日、風疹の患者が3月18~24日の1週間に全国で新たに74人報告され、今年に入ってからの累計患者数が1033人になったと発表した。患者は昨年夏から増え始め、依然として流行が収まっていない。前回の大流行は2012~13年の2年間にわたっており、今後も注意が必要だ。 |
過去7年間では風しんが大流行した2013年に次いで多数報告されています。
都道府県別では東京都が最も多く、次いで神奈川県、埼玉県、大阪府、兵庫県の順となっています。
今年に入ってからの累計報告数です。東京都では300人を超えました。
●風しんワクチン
風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法です。
風しんワクチンを接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。
★これからワクチン接種をご検討されている方は、麻しん風しん混合ワクチンがお薦めです。麻しんあるいは風しんどちらかの免疫がすでにある方でも、体には特に影響はありません。混合ワクチンを接種することで免疫がより持ち上がります。