週末は真夏日急増 熱中症に警戒し、本格的な対策を

5月に入ると、急に気温が上がって最高気温が25℃以上の「夏日」、時には30℃以上の「真夏日」になる日が増えてきます。
実は、5月は年間の中でも特に熱中症に警戒が必要な時期です。体がまだ暑さに慣れていないため、少しの暑さでも体調を崩しやすくなります。
16日(土)、17日(日)は晴れる所が多く、東~西日本を中心に最高気温30℃以上の真夏日地点が急増する見込みです。さらに体感的には、これまでのカラッとした暑さではなく、来週はムシムシとした暑さに変わっていくでしょう。この先は、本格的な熱中症対策が必要になりそうです。
日本気象協会より

1. なぜ5月の夏日は危険なの?
・体が「暑さ慣れ(暑熱順化)」していない
冬から春にかけて寒さに慣れていた体は、まだ上手に汗をかいて体温を調節することができません。
・自律神経の乱れ
春の寒暖差で自律神経が疲れているところへ急な暑さが加わるため、体力を消耗しやすくなっています。

2. 今すぐ始める熱中症対策
① 「先手」の水分・塩分補給
・のどが渇く前に飲む:
のどが渇いたと感じた時点ですでに脱水が始まっています。
・タイミング:
起床時、外出前後、入浴前後、就寝前は特に意識してコップ1杯の水を飲みましょう。
・塩分も忘れずに:
大量に汗をかいたときは、水だけでなくスポーツドリンクや塩飴などで塩分も補給してください。

② 体を暑さに慣れさせる(暑熱順化)
本格的な夏が来る前に、汗をかける体づくりをしておくことが大切です。
・湯船に浸かって入浴する(シャワーだけで済ませない)
・無理のない範囲でウォーキングやジョギングをする
・帰宅時にひと駅分歩いてみる、階段を使う

③ 衣服と日よけの工夫
・衣服:
麻や綿、吸汗速乾素材など、通気性が良く熱がこもらない服を選びましょう。
・直射日光を遮る:
帽子や日傘を活用します。特に日傘は直射日光を遮るだけでなく、体感温度を数度下げる効果があります。

④ 室内での環境づくり
・エアコンの試運転を:
「いざ使おうとしたら壊れていた」というトラブルを防ぐため、5月のうちにエアコンが冷えるか試運転をしておきましょう。フィルターの掃除も忘れずに。
・室温の管理:
室内にいても熱中症にはなります。遮光カーテンやすだれを使い、室温が上がりすぎないようにしてください。

3. こんな症状は熱中症のサイン
もし自分や周囲の人に以下のような症状が出たら、すぐに涼しい場所へ移動し、体を冷やして水分を補給してください。