アレルギー検査

アレルギーとは、体を守るはずの免疫が、本来は無害なものに過剰に反応してしまう状態のことです。

本来、免疫はウイルスや細菌を攻撃して体を守ります。
でもアレルギーでは、
・花粉
・食べ物
・ホコリやダニ
といった「本来は危険でないもの」に対しても、体が“敵だ!”と勘違いしてしまいます。
このときに起こる反応がアレルギー です。

●主なアレルギー検査の種類
①血液検査(IgE検査)
最も一般的な検査。「特異的IgE(とくいてきアイジーイー)」は、アレルギーの原因を特定するために使われる重要な指標です。
まず「IgE」とは免疫グロブリンEという抗体で、体がアレルゲン(アレルギーの原因物質)に反応すると作られます。
その中でも特異的IgEは、「どの物質に対して反応しているか」をピンポイントで示します。
・血液を採って、どの物質に反応しているか調べる
・食べ物(卵・小麦・牛乳など)や花粉、ダニなど幅広く対応
・数日〜1週間で結果が出ることが多い
・メリット:安全で正確性が高い
・デメリット:費用がやや高め
 数値の見方
クラス(Class)で表されることが多いです:
・Class 0:陰性(ほぼなし)
・Class 1〜2:軽度
・Class 3以上:陽性(症状が出る可能性あり)
・Class 5〜6:強い反応
※ただし「数値が高い=必ず症状が出る」ではありません
・検査で陽性でも症状が出ないこともあります
・逆に陰性でも症状が出ることもあります(偽陰性)
・最終的な診断は症状や医師の判断が重要です

 検査項目
下記の表のシングルアレルゲンから選びます。
一般的な個別項目検査は最大13項目までです。

また、アレルギーセットというある程度まとまったセットもあります。
View39(ビュー39)は、アレルギーの原因になりやすい物質を一度に39種類まとめて調べる血液検査です
一度に広くスクリーニングでき、自分が気づいていないアレルゲンも見つかる可能性があります。

皮膚テスト(プリックテスト)
・皮膚に少しだけアレルゲンをつけて反応を見る
・15〜30分で結果がわかる
・メリット:すぐ結果が出る
・デメリット:軽いかゆみや赤みが出ることがある

③パッチテスト(接触アレルギー)
・背中にシールを貼って48時間ほど反応を見る
・金属・化粧品・薬剤などのアレルギーを調べる
・メリット:接触アレルギーに強い
・デメリット:時間がかかる

※当院では①血液検査(IgE検査)を行っています。
特別なご予約はいりません。診察時に申し出てください。

※スギの舌下免疫療法をご希望の方は、スギのシーズンが終わる5月下旬から開始可能です。それまでに確認のためにアレルギー検査を受けて下さい。