はしか感染者増加中
先月もこちらでお伝えしましたが、麻疹(はしか)が急造しています。
麻疹は「子どもの病気」と軽く見られがちですが、重篤な合併症を引き起こし、死亡することもある重大な感染症です。 ワクチンで確実に予防できます。まずご自身と家族のワクチン接種歴をご確認ください。
感染者増加のはしか「重症者発生も懸念」、治療薬はなし…3月中旬までの患者13%が入院読売オンライン2026/04/14 より一部抜粋 国立健康危機管理研究機構(JIHS)は、感染力が強い麻疹(はしか)の感染者が増えている現状を踏まえ、「今後の感染拡大と重症者の発生が懸念される」と見解を公表した。ワクチンの接種を受けるなど予防の推進を呼びかけている。 見解は10日付。麻疹はウイルスに感染して高熱や発疹などの症状が表れ、肺炎や脳炎で亡くなることもある。機構によると、今年の4月5日までの患者数は計236人(速報値)となり、3月中旬までに少なくとも患者の13%が入院した。 麻疹の治療薬はないが、ワクチンで予防できる。国は公費助成がある定期接種で1歳と就学前の2回の接種を勧める。2024年度に2回接種を受けた割合は91%で、国の目標(95%以上)を下回った。 |
●麻疹はどんな病気?
麻疹(はしか)は、非常に感染力が強いウイルス性の病気で、正式には 麻疹 と呼ばれます。子どもに多いですが、大人がかかると重症化しやすいのが特徴です。
●病因
麻疹ウイルスによって起こり、咳やくしゃみの飛沫・空気感染で広がります。
感染力はかなり強く、免疫がない人はほぼ感染するといわれています。
●潜伏期間
・感染から発症まで 7〜21日(平均10〜12日)
・発症の1日前から解熱後3日を経過するまで感染力があります
・症状がなくても他者に移す期間があります
●主な症状
感染後、約10日前後の潜伏期間を経て発症します。
・高熱(38〜40℃)
・咳、鼻水、目の充血(風邪のような症状)
・口の中に白い斑点(コプリック斑)
・その後、全身に赤い発疹が広がる
一度熱が下がってから、再び高熱が出るのが特徴です。
●重症化・合併症
軽い病気と思われがちですが、実は注意が必要です。
・肺炎
・中耳炎
・脳炎(まれだが重篤)
特に乳幼児や大人、免疫が弱い人は重症化しやすいです。
●誰がかかりやすいか
・ワクチン未接種・接種歴不明の方
・1回のみ接種(2回未完了)の方
・過去に罹患歴のない成人
・1歳未満の乳児(母親の免疫が弱まった場合)
※不安な方は、クリニックにご来院いただければ麻疹抗体検査で確認ができます。





