7月1日よりおたふくかぜ予防接種に対して世田谷区の助成が始まります。
世田谷区では7月1日(月)から、おたふくかぜ予防接種に対して世田谷区の助成が始まります。
【開始時期】 令和6年7月1日(月)より 【対象者】 接種日時点で、世田谷区に住民票のある満1歳から小学校就学前の方 【助成金額(回数)】 1回あたり3,000円/回(2回) ※日本小児科学会では、1歳と小学校就学前(5歳以上7歳未満)の2回接種が 推奨されています。 【助成方法】 医療機関への助成券備え付け 6月中旬頃、世田谷保健所より医療機関へ助成券が発送されます。 【その他】 (1)事業開始前や指定医療機関以外での接種は、全額自己負担となります。接種後の 払い戻しもいたしません。事業開始前に接種を希望した方がいらっしゃいました ら、本助成事業についてお伝えいただくようお願いいたします。 (2)費用助成額は一律であり、自己負担免除の対応はございません。 【期間】 令和6年7月1日から |
近隣の自治体の助成状況です。
自治体によって違いがあります。世田谷区は助成開始が遅れましたが、小学校就学前の2回目もカバーしています。
他の自治体は1回のみのところが多いようです。
●杉並区
【対象者】 区内在住で、満1歳から小学校就学前の3月31日までのお子さん。ただし、既におたふくかぜにかかった方を除きます。 【接種場所】 契約医療機関 【助成額】 4,000円 契約医療機関で助成額を差し引いた金額をお支払いください。 【接種回数】 1回 【接種方法】契約医療機関へ予約をしてください。 助成が受けられる予診票は契約医療機関にあります。 【接種時に持参するもの】 母子健康手帳(接種の記録をするほか、他の予防接種との間隔等を確認します) 乳幼児医療証等(区民であること、接種対象者であることを確認します) |
●渋谷区
【対象者】 1歳~3歳 【助成額】 全額助成 【接種回数・助成回数】 1回 【接種場所】 契約医療機関 |
●調布市
【対象者】 1歳から2歳未満まで 【自己負担額】 自己負担額3,000円(接種費用6,600円のうち市が3,600円を助成) 【接種回数・助成回数】 1回 【接種場所】 契約医療機関 |
●三鷹市
【対象者】 1歳から2歳未満まで 【自己負担顎額】 3,000円(3,000円を超える部分を市が負担します) 【接種回数・助成回数】 1回 【接種場所】 契約医療機関 【期間】 令和4年10月1日から |
●狛江市
【対象者】 1~2歳未満の狛江市民 【自己負担顎額】 1回当たり2,700円(助成は1人1回まで) ※狛江市では、1回当たりの接種単価を5,700円としているため、助成額を差し引いた3,000円を医療機関にお支払いください。 【接種回数・助成回数】 1回 【接種場所】 契約医療機関 【期間】 令和6年4月1日から |
世界の多くの国では、おたふくかぜワクチンを定期接種で2回受けているので、流行はあまりありません。
しかし日本では、任意接種ワクチンで接種費用が自己負担のため、あまり接種が進んでいないのが現状です。
毎年およそ60万人がおたふくかぜにかかり、一部の子どもが合併症で苦しんでいます。
国は以前から定期接種を検討していると言っていますが、今だ定期接種は実現されておりません。
一刻も早く定期接種化を望みます。