千葉県松戸市で麻しん発生

9月27日から本日までに千葉県内の医療機関から12名の麻しん患者の届出がありました。

麻しん(はしか)の発生について(第5報)(平成30年10月17日)
千葉県健康福祉部疾病対策課

10月9日付けで公表した麻しん(はしか)の発生について、新たに県内の医療機関から3件届出があり、計12件となりました。

麻しんの主たる感染経路は空気感染で、その感染力は非常に強いので、麻しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従い受診しましょう。なお、受診時は周囲への感染を防ぐため公共交通機関等の利用を避けましょう。

また、麻しんは予防接種が有効です。定期接種は早めに確実に受け、2回接種していない方は、かかりつけ医などに相談の上、接種を検討しましょう。

 

春に沖縄から始まった麻しんの大流行は、すでに収束しており、その後は東京都でも報告はほとんどありません。

報告患者の概要です。

最初の方が国外で麻しんに感染し帰国、その人から次々に感染が拡大したようです。
予防接種歴については、21番目の方以外は「不明」か「1回」です。

現在、風しんの流行が問題となっていますが、麻しんは空気感染で感染力がつよく、マスクをウィスルが通過します。
風しん予防接種を受けようと思っている方は、麻しん風しん混合ワクチンを接種されることをお薦めします。