10 月1 日より世田谷区でも男性へのHPVワクチン(子宮頸がん予防)接種助成事業導入が開始されます

●ヒトパピローマウイルス(HPV)とは
ヒトパピローマウイルス(以下「HPV」といいます。)は、皮膚や粘膜に感染するウイルスで、主に性行為により感染し、子宮頸がんや性感染症の原因になります。
また、子宮頸がん以外に、中咽頭がん、肛門がん、腟がん、外陰がん、陰茎がんなどにも関わっていると考えられています。

●男性のHPV予防接種の効果
がんや性感染症などの予防に効果が期待できます。さらに、男性がワクチン接種による感染予防をすることで、性行為によるHPV感染からパートナーを守り、子宮頸がんの予防にもつながります。

●対象者
接種日時点で世田谷区に住民登録のある小学6年生から高校1年生相当年齢にある男性

●助成回数・金額
3回/全額公費負担(費用の自己負担はありません)

助成期間
令和6年10月1日(火曜日)から令和7年3月31日まで(月曜日)

●助成方法
1.助成券は医療機関に設置しています。ご予約後、母子健康手帳を必ず持参の上、直接指定医療機関へ来院してください。区への申込みは必要ありません。
2.指定医療機関備え付けの助成券に必要事項を記入し、本人確認書類(保険証等)を窓口で提示してください。
3.HPVワクチンを接種します。費用の自己負担はありません。

●対象ワクチン・用法
組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(商品名:ガーダシル®)
0.5ミリリットルずつ、筋肉内に3回注射します。
男性への接種では、4価ワクチン(商品名:ガーダシル®)のみ承認されています。

必ず予約をしてください。