インフルエンザ予防接種について変更事項のお知らせ(11月13日)

現在、インフルエンザワクチンはチメロサールフリー以外の通常ワクチンの供給がだいぶ少なくなっています。当院でも通常ワクチンの在庫がかなり減ってきています。厚生労働省は、9月の時点で今年度は需要を十分まかなえるワクチンを生産すると発表しましたが、昨年同様、最もワクチンが必要とされる現時点で十分量が供給されておりません。

一方、チメロサールフリー・ワクチンは医療機関の過去実績に基づき納品されるため、これからも定期的に納品される予定です。

この事態に対応し、本日より通常ワクチン接種対象をチメロサールフリーワクチンを接種できない年齢層、
具体的には、
6か月〜3歳未満の乳幼児
助成用問診票をお持ちの65歳以上
に、制限させていただきます。

通常ワクチンの供給が安定するまで、3歳〜64歳(助成用問診票をお持ちでない65歳以上を含む)の方の接種はチメロサールフリー・ワクチンのみとさせていただきます。チメロサールフリー・ワクチンは納品価格が高いため、通常の接種料金+700円(税込)となります。

※すでに接種ご予約をされている方は、この限りではありません。

通常ワクチンの供給が復活したら制限を解除しますが、しばらくの間はご了承ください。

 

※「2回接種が必要な年齢層(6か月〜12歳)で、当院で1回目を接種した人の2回目のワクチンは確保されているのか」というご質問がありました。
ここ数年続いているワクチン不足の状況に対して、かかりつけの方のみに予防接種を制限している医療機関も増えてきました。しかし、当院では特にそのような制限は設けておりません。
できるだけ2回目の接種も当院でお受けいただけるよう、ワクチン卸問屋多社わたり納品をお願いしております。しかし、ワクチンメーカーの供給自体がこのような状況なため、ご希望に添えない場合もあるかもしれません。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。